チャットAI(会話型人工知能)は、BingチャットとチャットGPTを試してみましたが、やはり検索エンジンで優位と思われるGoogleのBardは気になります。
Bardは今のところ専用の公式アプリがあるわけではなく、ブラウザで Bard にGoogleアカウントでログインして利用する形になっています。
(PlayストアにAndroid用のアプリがあるかもと探してみましたが、それらしいBard AI Chatというアプリは公式のものではありませんでした)
Bardにログインしてみると分かりますが、[試験運用中]となっているので、将来、BingチャットがEdgeに組み込まれているようにGoogle Chromeに組み込まれたり、専用の公式アプリが出来たりするかもしれません。
使用するブラウザはGoogle ChromeじゃなくてもOKで、Edgeなど他のブラウザでも使えます。
BingチャットはEdgeに組み込まれた形になっているので、Bingチャット・チャットGPT・Bardがどれでも使えるEdgeを使っている方が有利かと思いましたが、Google Chromeなどのクロミウム系ブラウザであれば、拡張機能をインストールすることでBingチャットが使えるようなので、ブラウザによる優劣はほとんどなさそうです。
いずれにしても、とりあえずいろいろ試すとしても、いずれはどれか一つ気に入ったものを使うようになりそうなので、あまり関係ないですね。きっと。
使い方はBardにログインして、質問して、答えが返ってくる、というだけなので、特に必要ないと思いますが、簡単に説明しておきます。
パソコンでBardを使う
Googleアカウントにログインした状態で、ブラウザでBardを開くか、Bardをブラウザで開いてからGoogleアカウントでログインするかします。
あとは、画面下部の「ここにメッセージを入力してください」に質問を入力して、[Enter]キーを押すか、右側の紙飛行機アイコンをクリックするだけです。
数秒で回答が返ってきます。
スマホ(Android)でBardを使う
スマホでBardを利用するときも、パソコンと同じようにブラウザでBardを開いて、質問を入力して、回答が返ってくるという具合で同じですが、Google Chromeでアプリ化しておくと便利なので、その手順を説明しておきます。
1)スマホでGoogle Chromeを起動して、「Bard」を検索します。
検索結果の一番上に「Bard - Google」があるはずです。
それをタップします。
2)Bardが開いたら、右上の[設定]アイコンをタップします。
3)開いた設定メニューの下の方にある[ホーム画面に追加]をタップします。
4)「ホーム画面に追加」ダイアログが表示されるので、[追加]をタップします。
(ここでBardの名称を何か別のものに変更してから[追加]をタップでもOKです)
5)アイコンをホーム画面のどこに追加するか選択できるダイアログが表示されます。
ロングタップすると自分で配置できますが、あとで移動もできるので、ここでは[自動的に追加]をタップしておけばいいでしょう。
6)ホーム画面の最後(空いているところ)にアイコンが追加されました。
これで作業完了です。
以降、このアイコンをタップするとGoogle ChromeでBardが開きます。
Bardで何ができるかなど聞いてみた
Bardで何ができるのかが気になるところですが、自分がやってほしいことを、できるかどうかBardに聞いてみるといいと思います。
私の場合は、日本語を英語に翻訳してほしい、作った文章の校正をしてほしい、といったところなので聴いてみましたが、どちらもやってくれるみたいです。
一つ気になったのは、パソコンでメッセージを入力するとき、改行は通常[Enter]キーでしますが、[Enter]キーを押すと送信されてしまいます。
Bardに聞いてみたところ、[Enter]キー2回で改行できると教えてくれましたが、もちろん1回目の[Enter]で送信してしまうので、間違いです。
試してみたところ[Shift]+[Enter]で改行できることが分かりました。
でも、間違って途中で送信してしまいそうなので、メモ帳やテキストエディタでメッセージを用意してから、貼り付けるのがよさそうです。
この件は、「[Enter]で改行、[Shift]+[Enter]で送信」に変更してもらいたい旨、フィードバックに送信しておきました。
なお、スマホではキーボードに改行ボタンがあるので、問題なく改行できます。
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