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3月, 2021の投稿を表示しています

積算の仕事をしているけど建築士試験にも挑戦したいという人に

積算の仕事をしているなら、目指すべき資格は、まずは建築積算士・建築コスト管理士ということになりますが、さらなるスキルアップとして建築士試験に挑戦したいという人もいると思います。 建築士資格は建築積算の仕事に必須というわけではありませんが、一級建築士・二級建築士の資格を取得することは、建築の知識を広げ、深めるためにとても有効です。 また、建築士の資格を取ることで仕事に対する自信が付き、建築図面・特記仕様書・見積要項書・質問回答など、積算業務で目にする各種資料を読み解く力も付きます。 ぜひ挑戦してほしい資格です。 建築士の試験は1次試験の学科と2次試験の製図があってどちらも難関ですが、1次試験:学科の対策となると、主に過去問を繰り返しやることだと思います。 過去問(できれば10年分くらい)を、それぞれの選択肢について、最初はよく考え、いろいろ絡めて理解しながら、そして最終的にはほぼ全問正解できるくらいになれば、本番の試験でも70%くらい正解できるようになります。 合格ラインに到達です。 その過去問を繰り返しやるのに、とても便利なウェブサイトを見つけました。   過去問ドットコム | 過去問の解説付き無料問題集 いろいろな種類の資格試験の過去問を扱っているサイトですが、一級建築士・二級建築士の過去問もあります。 今で言うと、一級建築士は2015年~2020年の5年分、二級建築士は2015年~2019年の4年分が網羅されています。 ウェブサイトの特徴としては、以下のように書かれています。 ・すべての機能を無料で使える ・回答がすぐに分かる1問1答形式 ・本当に理解したのか確かめられるランダム出題機能 ランダム出題機能がいいと思いますが、加えて、回答の解説も付いているのもありがたいです。 無料会員登録すると、学習履歴の保存・評価の投稿・付箋メモの機能が使えるようです。 無料会員登録する手順は、以下のとおりです。 1)過去問ドットコムの右上にある[ログイン]ボタンをクリックして、「新規会員登録はこちら」をクリックします。 2)メールアドレスを入力して、[送信]ボタンをクリックします。 なかなか使いやすく出来ているので、建築士試験に挑戦する人は試してみてください。 残念ながら、今のところ建築積算士・建築コスト管理士の過去問はありま

床張物の耐水性・耐動荷重性・耐薬品性接着剤の適用箇所

ビニル床シート・ビニル床タイル・ゴム床タイル用接着剤は、湿気や水・動荷重・薬品の影響を受ける施工箇所では、一般の床に使用するものとは違う接着剤(エポキシ樹脂系またはウレタン樹脂系)とする必要があります。 国土交通省:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版 表19.2.1および表19.2.2 で、次のように定められています。 (ビニル床シート・ビニル床タイル) ・地下部分の最下階 ・玄関ホール ・湯沸室 ・便所 ・洗面所 ・防湿層のない土間 ・貯水槽 ・浴室の直上床並びに脱衣室等張付け後に湿気及び水の影響を受けやすい箇所 ・耐動荷重性床シートの場合 ・化学実験室等(※) (ゴム床タイル) ・地下部分の最下階 ・玄関ホール ・湯沸室 ・便所 ・洗面所 ・防湿層のない土間 ・貯水槽 ・浴室の直上床並びに脱衣室等張付け後に湿気及び水の影響を受けやすい箇所 ※ 化学実験室等では、同じように薬品の影響を受けやすい箇所が、該当することになります。

車路の路面に描かれている変な形のシマシマ白線の名前を知っていますか

拾い駐車場のある外構や、規模の大きい駐車場建築物などには、いろいろな路面標示(ライン引き・マーク)が出てきます。 たいていの場合は、平面図にラインやマークが描かれていますが、それぞれの名称までは書いていないことが多いです。 内訳書に計上するときは、図面に名称がなくても、センターライン、直進矢印、右折矢印、止まれ表示、停止線、駐車場ライン、車いすマークといった感じで、たいていは名称を思い付きますが、少し前にちょっと名称を思い付かず、ネットで名称を調べるのに苦労したものがありました。 下の画像で赤矢印を付けた部分みたいな路面標示がそれです。 みなさんだったら、これを何という名称で内訳書に計上しますか? (すでにご存じの方もいるとは思いますが……) 私が思いつくのは、ゼブララインとかゼブラゾーン、縞ラインとかですが、曲線を含んだ変形の表示なので、安全地帯みたいに長方形や三角形のものと違う名称にしたいところです。 やっと見つけたのが、国土交通省のウェブサイトにあった「 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令 」の別表第六です。 そこにあったのが「導流帯」という名称。 初めの赤矢印を付けた画像は、別表第六の「導流帯」のものです。 聞きなれない言葉なので、内訳書の項目の名称として分かりやすいかどうかは少し不安が残りますが、言葉の意味としては文字通り「車の流れを導く帯」です。 内訳書の項目の名称として使っても問題ないんじゃないかと思います。

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