勾配伸び率(斜面長さの水平面長さに対する倍率)を計算します。
勾配伸び率の計算
本来必要ないと思いますが、緩い勾配の場合に勾配伸び率が 1 になってしまうので、小数点以下5桁まで表示しています。
計算は小数部6桁目で四捨五入です。
ここで求める勾配伸び率とは、斜面の長さが水平面の長さに対して何倍かという値です。
水平面の長さまたは面積に、この勾配伸び率をかけると斜面の長さまたは面積になります。
3/10などの勾配から勾配伸び率を求めることは、慣れていれば電卓で簡単に計算できますし、一般的な勾配の勾配率を表にしておけば、計算する必要もないかもしれません。
ただし、特殊な勾配だったり、勾配が書かれていない図面で、断面図などから勾配部分の水平長さと高さを計測して、勾配伸び率を計算しようとするときには、このページが役立つと思います。
電卓で計算するより、少しだけ簡単です。
一般的な勾配の勾配伸び率表
勾配 | 勾配伸び率 |
---|---|
1/100(陸屋根など) | 1.00005 |
1/50(陸屋根など) | 1.0002 |
1/15(屋外車いす用スロープの基準) | 1.0022 |
1/12(屋内車いす用スロープの基準) | 1.0035 |
1/8(建築基準法スロープの基準) | 1.0078 |
1/10(尺貫法:1寸) | 1.0050 |
1.5/10(尺貫法:1寸5分) | 1.0112 |
2/10(尺貫法:2寸) | 1.0198 |
2.5/10(尺貫法:2寸5分) | 1.0308 |
3/10(尺貫法:3寸) | 1.0440 |
3.5/10(尺貫法:3寸5分) | 1.0595 |
4/10(尺貫法:4寸) | 1.0770 |
4.5/10(尺貫法:4寸5分) | 1.0966 |
コメント
コメントを投稿