PDF-XChange EditorでPDFファイルを開いたとき、既定の設定では「手のひら」ツールが有効になっていて、PDFファイルに対してテキストを選択する作業をしたいときは「テキスト選択」ツールをクリックしてから、テキストを選択することになります。
例えば、建築図面を開いているときなどは、「手のひら」ツールが有効になっている状態なら、マウスのドラッグ操作で図面の表示位置を左右に動かせたりするので便利ですが、人によってはテキストを選択する作業が多くて、毎回「テキスト選択」ツールに切り替えているかもしれません。
もしそうなら、既定ツールを「手のひら」から「テキスト選択」に変更することができます。
既定ツールを「テキスト選択」に変更すると、PDFファイルを開くと「テキスト選択」が有効になっていて、ツールを切り替える操作が不要になります。
既定ツールを「テキスト選択」に変更する手順
1)[ファイル]タブの[設定]を開きます。
2)カテゴリーで[ツール]をクリックして、既定ツールを「手のひらツール」から「テキストを選択」に変更します。
3)[OK]ボタンをクリックして、[設定]画面を閉じます。
これで設定完了です。
何かPDFファイルを開いてみてください。
「テキスト選択」が有効になった状態で開くはずです。
既定ツールが「手のひら」と「テキスト選択」のどちらがいいかは、PDFファイルの使い方によって違ってくると思いますが、例えば、テキストを選択する操作を多用する作業が続きそうなときだけ、「テキスト選択」を既定ツールにしておくといった使い方もいいかもしれません。
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