PDFsam Basicは初期設定のまま使ってもほとんど問題なく便利に使えますが、[設定]を変更することでより便利に使える可能性もあります。
使い始める前、あるいはある程度使ってみてからでも、[設定]を確認してみるといいと思います。
PDFsam Basicの画面の左下にある[設定]をクリックすると。設定ページが表示されます。
外観
1)言語
インストール時に日本語を選択していれば、ここは「Japanese」になっているはずです。
通常は変更する必要はないと思いますが、他の言語になってしまっている、または他の言語に変更したい場合は、ここで変更できます。
2)Startup tools
PDFsam Basic起動時にどのツールを開くかの設定です。
初期設定では「Home」になっているのでHomeが開きますが、例えばマージをよく使う人は、ここを「マージ」に変更しておくと、マージが開いた状態で起動するようになるので少し便利です。
3)テーマ
ダークとライト、ボタン類の色の組み合わせで4種類からテーマ色を選べる設定です。
お好みのテーマを選択してください。
4)Font size
フォントサイズの設定です。
標準ではOSの既定フォントサイズになっています。
文字サイズを大きくしたい、または小さくしたい場合は、ここで変更します。
動作
1)ログ登録行
左側のTOOLSの[Logs]でPDFsam Basicの作業ログが確認できますが、そのログの表示行数の設定です。
この数値を増やせば、より多くのログを表示できます。
2)警告サウンドを再生
警告音のオン・オフの設定です。
3)寄付ウィンドウを表示
PDFsam Basicはサポートのための寄付を受け付けていますが、その寄付をお願いする通知がときどき表示されます。
その通知のオン・オフの設定です。
4)起動時にニュースを確認する
起動時にPDFsam Basicの新着情報を確認するかどうかの設定です。
5)プレミアム機能を表示する
Homeページの各ツールの下に有料版で利用できるプレミアム機能が表示されますが、それを表示するかどうかの設定です。
プレミアム機能の表示は有料版購入の参考になりますが、無料版しか使わないという場合は、ここのチェックを外しておけば、Homeページがスッキリします。
6)選択テーブルをクリアするときに確認する
各ツールのPDFファイル選択テーブルでPDFファイルを削除するとき、確認メッセージを表示するかどうかの設定です。
確認メッセージは、誤って削除しないために有効ですが、不要という場合はこのチェックを外します。
7)起動時に更新を確認する
起動時にPDFsam Basicの更新の有無を確認するかどうかの設定です。
自分のタイミングで、次の[今すぐ更新を確認]ボタンで更新を確認するから通知は不要という場合は、このチェックを外しておきます。
8)今すぐ更新を確認
このボタンをクリックすると、利用可能な更新の有無が確認できます。
ワークスペース
1)デフォルトの作業ディレクトリ
いつも作業に使うフォルダを決めている場合は、ここでそのフォルダを指定しておくと、各ツールでPDFファイルを選択するときの[追加]ボタンをクリックしたときに、そのフォルダが開きます。
2)起動時にデフォルトのワークスペースを読み込む
左側TOOLSのワークスペースを使うと、よく使う設定(ツールの構成)をいくつでもファイルに保存しておくことができますが、そのワークスペース ファイルの中でよく使うものをここで登録しておくと、起動時にそのワークスペース ファイルを適用してくれます。
3)終了時にデフォルトのワークスペースを保存
上で「起動時のワークスペース」を設定すると、このオプションが利用可能になります。
ここにチェックを入れると、終了時に「起動時のワークスペース」に変更があった場合に自動で保存してくれます。
4)ワークスペース ファイルの保存時にパスワードを格納する
パスワード付きのPDFファイルで作業するときに、そのパスワードをワークスペース ファイルに保存するかどうかを指定するオプションです。
出力
1)手動で選択
各ツールで出力するPDFファイルの保存先を手動で選択する場合は、こちらを選択します。
2)出力ディレクトリとして選択したPDF文書ディレクトリを使用する
各ツールで出力するPDFファイルの保存先を、元のPDFファイルのあるフォルダにする場合はこちらを選択します。
3)PDF圧縮を有効にしました
各ツールの[詳細設定]に「出力ファイルを圧縮する」オプションがありますが、そのオプションを既定で有効にする設定です。
4)ファイルを上書きする
各ツールの[出力設定]に「既存の場合上書きする」オプションがありますが、そのオプションを既定で有効にする設定です。
出力ファイル名が必ず既存のファイル名と同じにならないような使い方をする場合は、ここを有効にしておくと確認メッセージが出なくなるので便利です。
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