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テレワークにも対応できる、内訳書の見え消し訂正をPDFファイルで行う方法

質問回答や設計変更などによって内訳書を訂正するとき、どこがどう変わったか分かるように見え消しで訂正することになります。 従来、この作業は紙に印刷した内訳書に手書きで行って、訂正ページをコピー機でPDFファイル化してメールで送信という手順でした。 ここで、PDF-XChange EditorというPDFファイルにコメントやいろいろな図形を加えることができるアプリがあることを考えると、内訳書をPDFファイルとして出力しておいて、PDFファイル上で見え消し訂正ができそうな気がします。 PDFファイル上で見え消し訂正ができたとすると、内訳書を紙に印刷する必要がないなど、いろいろメリットも見えてきます。 Excelを使った内訳書の場合は、訂正か所の文字やセルの色を変える方法もありますが、PDFファイルで見え消しした方がより分かりやすくできると思います。 PDFファイル上で見え消し訂正するメリット 1)紙に印刷しないので、経費と保管場所の削減になる。 2)テレワークに対応できる。 (従来の紙に手書きだとテレワークでは不可能) 3)同じ訂正が複数か所にある場合、コピーできる。 4)複数回訂正する場合に、前回の訂正か所のマーキング(四角形で囲むなど)が簡単に消せる。 5)訂正の文字が薄いとか、汚くて読めないということがない。 PDFファイル上で見え消し訂正の問題点と対策 1)1つのPDFファイルを複数人で開いて編集できてしまうが、保存ができない。 PDFの内訳書を訂正するとすると、社内ネットワーク上の共有フォルダにファイルを置いて、複数の担当者が同じファイルを開いて編集することになります。 順番に一人ずつ編集すれば問題ありませんが、できれば順番を待たずに同時に編集できた方が効率がいいです。 ところが、PDFファイルはその性質上同時に複数の人が見ることができても、編集を加えて保存しようとすると「他の人が編集中のため保存できません」となってしまう問題があります。 これについては、別の記事 共有フォルダのPDFファイルを PDF-XChange Editor で複数人で編集する で書きましたが、対策として1ページ1ファイルになるようにPDFファイルを分割することにします。 ページごとに分割することで、1つのファイルを同時に複数人が開く確率を大幅に

共有フォルダのPDFファイルを PDF-XChange Editor で複数人で編集する

PDF-XChange Editor でPDFファイルにコメントツールを使ってテキストなどを加えたりする場合、共有フォルダで1つのPDFファイルを何人かで同時に作業しようとすると、ファイルを保存するときにエラーが出てしまいます。 A君がPDFファイルを開いているときに、B君が同じPDFファイルを開いてコメントを追加して上書き保存しようとするとエラーになり、このとき先にPDFファイルを開いたA君が上書き保存しようとしても同じようにエラーになります。 他のExcelファイルなどの場合は、A君がファイルを開いているときにB君が同じファイルを開こうとすると、「編集中」などのメッセージが表示され、編集できないことが分かるのですが、PDFファイルの場合は何事もなく開けてしまうので、他の人が編集中かどうかが分かりません。 この対策を考えてみます。 エラーが出たら別のファイル名で保存する 上記のエラーが出たときに、そのエラーメッセージの中にある[名前を付けて保存]ボタンを使って、いったん別のファイル名で保存すれば、とりあえずはエラーを回避できます。 別のファイル名で保存した時点で、元のPDFファイルを開いた状態ではなくなるため、同時に編集していたもう一人の方はエラーなしで上書き保存ができるようになります。 別のファイル名で保存した人は、元のPDFファイルを誰も編集していない状態になったときに、加えたコメントなどをコピー&貼り付けすることになるのでちょっと面倒ですが、加えたコメントが少ない場合は問題ないでしょう。 編集中はファイル名を変更する PDFファイルを誰かが編集中であることが分かれば、重複してファイルを開くのを回避することができます。 例えば、A君が「○○.pdf」ファイルを編集しようとするときは、先にPDFのファイル名を「A編集中○○.pdf」といった具合に変更してから、PDFファイルを開いて編集するようにします。 編集し終わって上書き保存したら、ファイル名を元の「○○.pdf」に戻します。 こうすれば、共有フォルダのPDFファイルを誰かが編集していることが分かるので、他の人が編集中の場合は、「○○.pdf」のファイル名に戻るのを待って編集すればいいということになります。 ただし、2人がほぼ同時にPDFファイルを編集しようとして、A君がファイル

PDF-XChange Editor の変更した設定を保存しておく

前回記事: PDF-XChange Editor のコメントツールの種類を増やして便利にしよう で、コメントツールの種類を増やして名前を変更しましたが、その変更した設定を保存しておくことができます。 設定の変更を保存しておけば、パソコンを買い替えたときに、その設定を新しいパソコンに読み込んで使うことができますし、他の人のパソコンに同じ設定を渡すこともできます。 PDF-XChange Editor の設定を保存する 1)PDF-XChange Editorを起動します。 エクスプローラーで何か手持ちのPDFファイルを開いてもいいですし、[スタート]メニューで[Tracker Software]の中にある[PDF-XChange Editor]を開いてもいいです。 2)[ファイル]タブを表示して、[設定を管理]の[設定をエクスポート]をクリックします。 3)[設定をエクスポート]は、「プログラムオプション」のすべてと「履歴」が選択された状態で開きます。 コメントツールの変更だけであれば、「プログラムオプション」の「共通」と「プリセット」だけ選択すればいいはずですが、たいていの場合、そのまま[OK]ボタンをクリックしても問題ないでしょう。 4)どこか分かりやすいフォルダを選択して、[保存]ボタンをクリックします。 ファイル名は「PDFXChangeEditorSettings」のままでもいいですし、「PDFXChangeEditor設定」などに変更しても構いません。 以上で、PDF-XChange Editor の設定の保存は完了です。 保存しておいた PDF-XChange Editor の設定ファイルを読み込む 上で書いたPDF-XChange Editor の設定の保存ファイルは、他のパソコンに読み込んだり、何かのトラブルでPDF-XChange Editor の設定が壊れたときに、設定を復旧させるために使うことができます。 やり方は、上の手順の2)で[設定をインポート]を選んで、保存しておいた PDF-XChange Editor の設定ファイルを読み込むだけです。

PDF-XChange Editor のコメントツールの種類を増やして便利にしよう

PDF-XChange Editor の概要は、以前の記事で書きました。   ⇩ PDFファイルの閲覧とコメント・線・図形を記入できるPDF-XChange Editor 今回は、PDF-XChange Editor のよく使うコメントツールの種類を増やして、より便利に使えるようにしようと思います。 例えば、[図形]ツールの直線部分を右クリックすると、標準で7種類の色の直線が用意されているのが分かります。 この直線ツールでPDFに直線を引く場合、標準で用意されている7種類から選んで線を引き、線の太さや色を変えたいときは、引いた線を右クリックして[プロパティ]を開いて、スタイルで変更することができます。 ただ、毎回[プロパティ]を開いてスタイルで変更するのは、ちょっと面倒です。 PDF-XChange Editor は、標準で用意されている7種類の線を、あらかじめ自分で好きなように増やしておくことができます。 標準の「直線」の名前を変更する 「直線」の種類を増やす前に、標準で用意されている「直線」の名前を変更しておきます。 1)PDF-XChange Editor は、何かPDFファイルを開いた状態じゃないと、コメントツールを選択できないので、何か手持ちのPDFファイルを開きます。 適当なPDFがない場合は、[スタート]メニューで[Tracker Software]の中にある[PDF-XChange Editor Help]を開くといいです。 2)[図形]ツールの直線を右クリックして、[コメントスタイルパレット]を開きます。 3)現在のスタイルとして「Red」が選択されていると思います。 右側のスタイルを見ると、実線の1ptということが分かります。 4)まずは、この「Red」の名前を変更します。 カスタムスタイル欄の「Red」をクリックして、[リネーム]をクリックします。 5)「Red」を「赤1pt」に変更して、[OK]ボタンをクリックします。 「赤1pt」は「Red1pt」でもいいですし、実線だけでなく破線なども作っておきたい場合は、「赤実線1pt」としておいた方がいいかも知れません。 6)これで、元の「Red」が「赤1pt」に変更されました。 最終的には他の色も同じように変更しますが、ここでは太さの

植栽基盤の整備工法と植込み用土の種類との関係には注意が必要

植栽基盤の整備工法は、 公共建築工事標準仕様書の表23.2.2 でA種~D種の種別があって、通常、各工事の特記仕様書でその種別が指定されています。 また、 公共建築工事標準仕様書23.2.2.(4) では、「種別は特記がなければ、樹木の場合はA種、芝及び地被類の場合はB種とする。」と記載されているので、特記仕様書などで種別が指定されていない場合は、このA種とB種が適用されることになります。 表23.2.2を見ると、A種とB種は現状地盤の耕うんで、C種とD種は植込み用土を使用することが分かります。 図面の間違いとしてよくあるのが、植栽基盤の整備工法の種別をA種またはB種(現状地盤の耕うん)としておきながら、別に植込み用土を記載してしまっているケースです。 「植込み用土:畑土 H300」みたいなことが書いてあるわけです。 植込み用土を使用するのであれば、植栽基盤の整備工法の種別はC種またはD種であるはずなのに。 また、まれなケースですが、植栽基盤の整備工法の種別がC種(現状の土壌を植込み用土に置き換え)になっていて、植込み用土の仕様として「現場発生の良質土 H300」といった記載がされている場合もあります。 現状の植込み部分の土が植栽に適していなくて、建物の根切土の方が植栽に適しているから、その土に入れ替えるということでしょうか。 ちょっと怪しいですね。 この場合は、おそらく植栽基盤の整備工法の種別がA種またはB種(現状地盤の耕うん)にしたいのだろうと考えられます。 このように、特記仕様書で指定された植栽基盤の整備工法の種別と、植込み用土との関係は、相違していることが多いので、必ず確認しておいた方がいいと思います。

質疑応答書の質疑番号に記号を加える(Excelの場合)

Excelで作った質疑応答書で、計算式を使って質問番号を入れる方法を以前書きました。 Excelで作成した質疑応答書の質問番号の数式 大抵はその方法で事足りるのですが、たまに構造・意匠・設備などにシートを分類して、それぞれ質問番号がS1・S2…、A1・A2…、E1・E2…、といった具合に番号の前に文字を入れるように指定される場合があります。 一瞬「="S"&MAX($B$2:OFFSET($B3,-1,0))+1」みたいに文字と数値を連結させればと考えましたが、これだと全行「S1」になって連番になりません。 文字と数値を連結した時点で、そこは数値じゃなくて文字列になっているので当然です。 ユーザー定義の表示書式を使う このような文字付きの連番を振りたい場合は、ユーザー定義の表示書式を使うと簡単にできます。 1)書式を設定したい範囲を選択して、右クリックして[セルの書式設定]を開きます。 2)[表示形式]タブを表示して、分類の[ユーザー定義]を表示します。 3)[種類]の入力欄に「"S"0」と入力します。 数値に何か文字を加えて表示させたい場合は、このように加えた文字をダブルクォーテーション(")で挟んで入力すればOKです。 「0」はそのセルの数値を整数で表示する形式で、例えば「0.00」とすると小数点以下2桁まで表示できます。 入力した欄の上にサンプルが表示されるので、どのように表示されるか確認できます。 「S」の代わりに「構」や「意匠」などの日本語を使うこともできます。 4)[OK]ボタンをクリックして[セルの書式設定]を閉じると、文字付きの連番が完成します。 上の3)のところで、文字をダブルクォーテーションで挟まないで「A0」としても、実はExcelが判定して「A1・A2…」と表示してくれます。 ただし、「S0」ではダメで、ダブルクォーテーションで挟まないといけません。 これは、「S」が秒数を表示る記号として使われているからで、他にも年数の「Y」や月の「M」なども同じで、ダブルクォーテーションで挟まないといけません。

フラットデッキの塗装係数

フラットデッキに塗装・吹付断熱材・耐火被覆などを行うときの、平面積に対する伸び率(塗装係数)の一覧表です。 メーカー 品名 塗装係数 リブH リブW リブ@ 株式会社アイ.テック  ITECフラットデッキ 北海鋼機株式会社  雪印Fデッキ 1.938 75 40 210 日鉄建材株式会社  SFデッキ 1.956 75 40 210 JFEスチール株式会社  JFデッキ JF75 1.964 75 44 210 JFEスチール株式会社  JFデッキ JF75W 1.967 75 36 210 日鉄建材株式会社  アクロスデッキ 2.210 90 47 200 JFEスチール株式会社  JFデッキ JF100 2.344 100 50 200 計算根拠は以下のとおりですが、リブのコーナーR部分とエンボス加工部分は考慮していません。 また、リブ寸法はメーカーのウェブサイトにある図をスケールで計測したものです。 株式会社アイ.テック ITECフラットデッキ 北海鋼機株式会社 雪印Fデッキ 塗装係数 1.938  ={210+(20*2)+(58.5*2)+40}/210 日鉄建材株式会社 SFデッキ 塗装係数 1.956  ={210+(40.4*2)+(40*3)}/210 JFEスチール株式会社 JFデッキ JF75 塗装係数 1.964  ={210+(20*2)+(59.2*2)+44}/210 JFEスチール株式会社 JFデッキ JF75W 塗装係数 1.967  ={210+(35*2)+(41.5*2)+(7*2)+36}/210 日鉄建材株式会社 アクロスデッキ 塗装係数 2.210  ={200+(46*2)+(49.9*2)+47-(15*4)+(15.8*4)}/200 JFEスチール株式会社 JFデッキ JF100 塗装係数 2.344  ={200+(35*2)+(67.4*2)+(7*2)+50}/200

弓型の面積と弧の長さを算出(弦の長さと高さから)

外構工事の舗装、外壁やサッシの形状で、たまに弓形が現われることがあります。 ここでは、弓形の弦の長さと高さから、弓形の面積と弧の長さを算出します。 弦の長さc: mm 高さh: mm ※ 半角数字で入力してください。 半径r: mm 中心角θ: ° 弧の長さ: mm 弓形の面積: m2 (参考面積: m2) (c×h×2/3) 弓形の面積(1,000倍): 1,000倍面積は、面積のコピー先がmm単位入力の場合に使います。 解説 弓形の弦の長さ・高さから、まずは半径を算出し、続けて弦の長さ・高さ・半径から中心角を算出、最後に半径・中心角から面積と弧の長さを算出という流れで計算しています。 このようにして計算した弓型の面積の下に、弦の長さ×高さ×2/3 で計算した略算法による面積も参考に表示しています。 弦の長さに対して、高さの割合が大きい場合には、略算法による面積の誤差が大きくなることが確認できると思います。 ただし、建築積算の作業の中で出てくる弓形は弓形に似ているだけで、ちゃんと円の一部を切り取った形になっている正しい弓形とは限りません。 細かく積算根拠を求められるような積算の場合は、近似的な三角形で刻んで面積とするのがいいでしょう。

上部が四角錐台の独立基礎のコンクリート・型枠数量の計算

上部が四角錐台の独立基礎のコンクリート体積および型枠面積を計算し、計算結果をクリップボードにコピーできます。 ※ 半角数字で入力してください。 底部X寸法Xk: mm 底部Y寸法Yk: mm 上部X寸法Xc: mm 上部Y寸法Yc: mm 下部H寸法H1: mm 上部H寸法H2: mm コンクリート体積: m3 (下部体積: m3) (上部体積: m3) 型枠面積: m2 (下部型枠面積: m2) (上面型枠面積: m2) コンクリート体積(1,000倍): 型枠面積(1,000倍): 1,000倍体積・面積は、数量のコピー先がmm単位入力の場合に使います。 解説 上部が四角錐台の独立基礎の数量算出を想定していますが、H1・Xk・Ykを入力しなければ上部の四角錐台部分のみの数量、H2・Xc・Ycを入力しなければ立方体の基礎の数量として算出することもできます。 上面の型枠は、X方向またはY方向のどちらかの勾配が3/10を超える場合に算出されます。 勾配が3/10以下の場合は、上面の型枠は"0"になります。

敷地現況地盤レベルの平均値の計算

敷地現況地盤レベルの平均値を計算できるページです。 敷地現況図に記載された各ポイントのレベルを入力すると平均値が計算でき、計算結果をクリップボードにコピーできます。 No. 各ポイントのレベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 平均現況地盤レベル: 解説 入力した値の合計をその個数で割って平均値を計算しているだけの単純な計算です。 現況地盤レベルの平均値以外にも、平均値を計算したい場合には使えるかもしれません。 入力する数値は、+でも-でも構いません。 入力値の個数は "0" ではない個数を数えているため、どこに空白の行があっても大丈夫です。 計算結果は、小数点以下4桁目を四捨五入して、小数部3位までとしていますが、小数部の最下位が "0" の場合は、その桁は表示されません。 (「1.320」は、「1.32」と表示されます) 入力できるレベルの個数は50個までとなっていますが、増やしてほしい場合はコメントください。 コメントいただければ、増やします。

寸法算出の計算(汎用)

積算作業の中でいつも電卓で計算している各種寸法算出の計算を、ここで計算して計算結果をクリップボードにコピーできます。 No. 寸法(mm) 倍数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計算寸法: mm 解説 積算の作業で、図面に記載の寸法を足したり引いたりして算出する作業を、通常は電卓で計算していると思いますが、それをこの表で計算できたらいいかなと考えて作ってみました。 電卓で計算した方が早いという気もしますが、計算結果をクリップボードにコピーできるので、その寸法を積算ソフトの入力欄に貼り付けできるメリットはあります。 例えば、次のような使い方ができるかなと思います。 1)内部の部屋の内法寸法を算出 No.1:[寸法]間仕切壁の芯寸法、[倍数]1 No.2とNo.3:[寸法]間仕切壁厚さ、[倍数]0.5 2)屋上防水の立上り乾式保護板の高さ No.1:[寸法]パラペット高さ、[倍数]1 No.2:[寸法]パラペットのあごのH寸法、[倍数]-1 No.3:[寸法]床防水厚さ、[倍数]-1 No.4:[寸法]床防水面断熱材厚さ、[倍数]-1 No.5:[寸法]床防水面保護コンクリート厚さ、[倍数]-1 計算は単純で、各行の[寸法]×[倍数]を四捨五入で整数にして、加算しているだけです。 なので、3行で足りるときは4行目以下の[寸法]は空欄にして、[倍数]は 1 のままでOKです。 また、倍数はマイナス数値や小数でもOKです。 入力欄は10行あれば足りるかなと考えていますが、増やしてほしい場合はコメントいただければ増やします。 入力欄の移動が矢印キーでできればいいのですが、残念ながらできていません。 [Tab]キー、[Shift]+[Tab]キーでの移動はできます。

階段コンクリートの平均厚さの計算

階段部分のコンクリートの平均厚を、踏面寸法と蹴上寸法から算出します。 ※ 半角数字で入力してください。 踏面寸法w: mm 蹴上寸法h: mm 床版厚さt: mm 段部平均厚さta: mm 段床平均厚さT: m2 備考 このページでは階段部分のコンクリート体積は、階段幅×階段長さ×階段部平均厚さで求めると考えて、階段部平均厚さを算出しています。 もう一つの方法としては、床版厚さtを除いた段型部分は、下の図のように横方向にスライドして考え、階段幅×(1段分の踏面×全体高さ)/2 で求める方法もあります。 この方法の利点は、折り返して上がっていく階段でも階段幅が一定であれば、1行の式で算出できるところです。 ただし、床版厚さt部分は別に算出しないといけないので、手間は同じでしょうか。

外構舗装部の鋤取り・盛り土高さの計算(舗装天端と現況地盤の基準レベルが違う場合)

外構舗装部の鋤取り・盛り土高さを、舗装天端と現況地盤の基準レベル差・新設舗装のレベルと厚さ・既存舗装のレベルと厚さから算定します。 説明は最後の備考を参照してください。 ※ 半角数字で入力してください。 ※ 撤去する舗装がない場合は、撤去舗装厚さを「 0 」にしてください。 舗装天端基準レベル  = 現況地盤基準レベル ± m 舗装天端 = 基準レベル ± m 現況地盤 = 基準レベル ± m 新設舗装厚さ: m 撤去舗装厚さ: m 鋤取り・盛り土高さ: m 備考 外構舗装部分は、舗装天端レベルと現況地盤レベルとの差と、舗装厚さによって、盛り土が必要になったり、鋤取りが必要になったりします。 現況の舗装を撤去する場合は、撤去する舗装の厚さも考慮しなくてはなりません。 外構図は設計GLや1FLからのレベルで記載され、現況図はTPやKBMからのレベルで記載されているといった具合に、基準となるレベルが違う場合もあります。 舗装天端レベルと現況地盤レベルとの差によっては、盛り土になるエリアと鋤取りになるエリアが出てくる場合もあります。 簡単な計算のようで、なかなかややこしいので、鋤取りまたは盛り土の高さを算定するときは、簡単に断面図を書いて確認しながら高さを算定しますが、その作業の少し手助けしてくれるものが欲しいと思い、このページを作ってみました。 入力欄の舗装天端レベルと現況地盤レベルは、基準レベル±何mで入力するようにしています。 この基準レベルはそれぞれの図面でTPやKBMだったり、設計GLや1FLだったりしますが、それぞれの図面で記載されているレベルをそのまま入力します。 このページでは、舗装天端レベルが図示されている外構図と、現況地盤レベルが図示されている現況図とで基準レベルが違う場合の計算としています。 少し分かりにくいかもしれないのと、私が設定した内部の計算式に不備があるかもしれないので、最初は自分で断面図を書きながら確認の計算をお願いします。

外構舗装部の鋤取り・盛り土高さの計算(舗装天端と現況地盤の基準レベルが同じ場合)

外構舗装部の鋤取り・盛り土高さを、新設舗装のレベルと厚さ・既存舗装のレベルと厚さから算定します。 説明は最後の備考を参照してください。 ※ 半角数字で入力してください。 ※ 撤去する舗装がない場合は、撤去舗装厚さを「 0 」にしてください。 舗装天端 = 基準レベル ± m 現況地盤 = 基準レベル ± m 新設舗装厚さ: m 撤去舗装厚さ: m 鋤取り・盛り土高さ: m 備考 外構舗装部分は、舗装天端レベルと現況地盤レベルとの差と、舗装厚さによって、盛り土が必要になったり、鋤取りが必要になったりします。 現況の舗装を撤去する場合は、撤去する舗装の厚さも考慮しなくてはなりません。 外構図は設計GLや1FLからのレベルで記載され、現況図はTPやKBMからのレベルで記載されているといった具合に、基準となるレベルが違う場合もあります。 舗装天端レベルと現況地盤レベルとの差によっては、盛り土になるエリアと鋤取りになるエリアが出てくる場合もあります。 簡単な計算のようで、なかなかややこしいので、鋤取りまたは盛り土の高さを算定するときは、簡単に断面図を書いて確認しながら高さを算定しますが、その作業の少し手助けしてくれるものが欲しいと思い、このページを作ってみました。 入力欄の舗装天端レベルと現況地盤レベルは、基準レベル±何mで入力するようにしています。 この基準レベルはそれぞれの図面でTPやKBMだったり、設計GLや1FLだったりしますが、それぞれの図面で記載されているレベルをそのまま入力します。 このページでは、舗装天端レベルが図示されている外構図と、現況地盤レベルが図示されている現況図とで同じ基準レベルが使われている場合として計算しています。 少し分かりにくいかもしれないのと、私が設定した内部の計算式に不備があるかもしれないので、最初は自分で断面図を書きながら確認の計算をお願いします。

舗装天端レベル・現況地盤レベルなどの基準レベルの違いを合わせる計算

敷地現況図の地盤レベルがTPからのレベルで記載されていて、外構図の舗装天端などのレベルがSGLからのレベルで記載されているというような、双方のレベルの基準が違う場合に、どちらかのレベル基準に合わせて土の処理を考えることになります。 他方のレベル基準に合わせたいレベルに、双方のレベル基準の差を加えるだけの計算ですが、記載レベルの+・-に混乱し勝ちです。 その計算をこのページで行えます。 図面記載レベル基準 SGL 1FL TP KBM  =変換後レベル基準 SGL 1FL TP KBM ± m 図面に記載されたレベル: ± m ※ 半角数字で入力してください。 ± m 備考 外構舗装・植栽客土の仕上がり天端レベル、外構雨水排水の設置レベル、現況地盤レベルなどは、土工事の数量や外壁下部仕上の数量、雨水桝の深さに関係しています。 レベルの表示は基準となるレベルからの高さで表示されますが、その基準となるレベルは、TPやKBMだったり、1FLや設計GLだったり、図面によって違っていることがあります。 そういった場合に、例えば設計GL=TP+26.37のような記載を元に、図面に記載されているレベルを、TPを1FLになど別の基準レベルに置き換えて、基準レベルを統一して複数の図面を見比べると思います。 その基準レベルの置き換えの一助になればと作ったのがこのページです。 別の基準レベルに置き換えたいレベルが少ししかないときは、あまり利用価値はなさそうですが、例えば現況図に記載された現況レベルをすべて置き換えて書き込んでいきたいというようなことがあれば、役に立つかもしれません。 ちなみに、TPはTokyo Peil(トウキョウ ピール)の略で、東京湾平均海面のことです。 日本の地盤レベルは、離島を除き、このTPを基準に表記されます。 これに対し、KBMは仮ベンチマークの略で、敷地の近くにあるマンホール天端や敷地境界鋲などを基準に表記します。

勾配屋根の隅棟(下り棟)・谷の長さ計算(軒長さから算出)

勾配屋根の隅棟(下り棟)・谷の実際の長さを、屋根伏図の寸法と勾配から算出しようとすると、勾配に対して45度の角度が付くため少し計算が面倒です。 屋根勾配と軒長さからから、実際の長さを算出できるようにしてみました。 ※ 半角数字で入力してください。 [例]3寸勾配(3/10)→L:10、H:3 勾配が分かればいいので、断面図などで計測した寸法でもOKです。 軒長さLn: mm 屋根勾配(長さ)L: 屋根勾配(高さ)H: 隅棟・谷の実際の長さ: mm 計算内容の解説 隅棟・谷の長さ(Lz)をどのように計算しているか計算式の説明です。 説明用の式で使っている各記号は、以下のとおりです。  L:屋根勾配(長さ)  H:屋根勾配(高さ)  Ln:軒長さ  Hs:隅棟・谷の高さ  Lz:隅棟・谷の実長 【解説】谷の実長Lzは、次の式で計算できます。 計算結果の四捨五入は、計算の最後で小数点以下3桁を四捨五入して、小数部2桁までにしています。

勾配屋根の隅棟(下り棟)・谷の長さ計算(隅棟・谷の水平長さから算出)

勾配屋根の隅棟(下り棟)・谷の実際の長さを、屋根伏図の寸法と勾配から算出しようとすると、勾配に対して45度の角度が付くため少し計算が面倒です。 屋根勾配と隅棟・谷部分の水平長さから、実際の長さを算出できるようにしてみました。 ※ 半角数字で入力してください。 [例]3寸勾配(3/10)→L:10、H:3 勾配が分かればいいので、断面図などで計測した寸法でもOKです。 隅棟・谷の水平長さLs: mm 屋根勾配(長さ)L: 屋根勾配(高さ)H: 隅棟・谷の実際の長さ: mm 計算内容の解説 隅棟・谷の長さ(Lz)をどのように計算しているか計算式の説明です。 説明用の式で使っている各記号は、以下のとおりです。  L:屋根勾配(長さ)  H:屋根勾配(高さ)  Ls:隅棟・谷の水平長さ  Hs:隅棟・谷の高さ  Lz:隅棟・谷の実長 【解説】谷の実長Lzは、次の式で計算できます。 計算結果の四捨五入は、計算の最後で小数点以下3桁を四捨五入して、小数部2桁までにしています。

根切り幅の計算(片掘り・法面の勾配比で指定される場合)

法面の勾配が3/10など勾配の比で指定され、構造体の片側のみ余幅が取れる場合の根切り幅を計算します。 ※ 半角数字で入力してください。 法面の勾配: b / a 構造体寸法A: mm ゆとり幅B: mm 根切り深さH: mm 根切り幅W: mm 根切り幅は構造体寸法に余幅を加えたものとなり、その余幅は(作業上のゆとり幅+法幅の1/2)となります。 また、法幅は(根切り深さ×法幅を求めるために乗じる係数b/a)で求められます。 このページの計算では、初期値として法面の勾配をb=3・a=10、作業場のゆとり幅B=500としていますが、違う数値だった場合は適宜変更してください。

根切り幅の計算(両掘り・法面の勾配比で指定される場合)

法面の勾配が3/10など勾配の比で指定され、構造体の両側に余幅が取れる場合の根切り幅を計算します。 ※ 半角数字で入力してください。 法面の勾配: b / a 構造体寸法A: mm ゆとり幅B: mm 根切り深さH: mm 根切り幅W: mm 根切り幅は構造体寸法に余幅を加えたものとなり、その余幅は(作業上のゆとり幅+法幅の1/2)となります。 また、法幅は(根切り深さ×法幅を求めるために乗じる係数b/a)で求められます。 このページの計算では、初期値として法面の勾配をb=3・a=10、作業場のゆとり幅B=500としていますが、違う数値だった場合は適宜変更してください。

根切り幅の計算(片掘り・法面の角度で指定される場合)

法面の勾配が角度で指定され、構造体の片側だけ余幅が取れる場合の根切り幅を計算します。 ※ 半角数字で入力してください。 法面の角度θ: ° 構造体寸法A: mm ゆとり幅B: mm 根切り深さH: mm 根切り幅W: mm 根切り幅は構造体寸法に余幅を加えたものとなり、その余幅は(作業上のゆとり幅+法幅の1/2)となります。 また、法幅は(根切り深さ×法幅を求めるために乗じる係数)で求められます。 法幅を求めるために乗じる係数は、法面の勾配によって変わってきますが、法面の勾配が角度で指定された場合は、法幅を求めるために乗じる係数=cot(法面角度θ)となります。 このページの計算では、初期値として法面の角度θ=60°、作業上のゆとり幅B=500mmとしていますが、違う数値だった場合は、適宜変更して計算してください。

根切り幅の計算(両掘り・法面の角度で指定される場合)

法面の勾配が角度で指定され、構造体の両側に余幅が取れる場合の根切り幅を計算します。 ※ 半角数字で入力してください。 法面の角度θ: ° 構造体寸法A: mm ゆとり幅B: mm 根切り深さH: mm 根切り幅W: mm 根切り幅は構造体寸法に余幅を加えたものとなり、その余幅は(作業上のゆとり幅+法幅の1/2)となります。 また、法幅は(根切り深さ×法幅を求めるために乗じる係数)で求められます。 法幅を求めるために乗じる係数は、法面の勾配によって変わってきますが、法面の勾配が角度で指定された場合は、法幅を求めるために乗じる係数=cot(法面角度θ)となります。 このページの計算では、初期値として法面の角度θ=60°、作業上のゆとり幅B=500mmとしていますが、違う数値だった場合は、適宜変更して計算してください。

根切り幅の計算(片掘り・公共建築数量積算基準の場合)

公共建築数量積算基準による余幅算出により、構造体の片側だけ余幅が取れる場合の根切り幅を計算します。 ※ 半角数字で入力してください。 構造体寸法A: mm ゆとり幅B: mm 根切り深さH: mm 根切り幅W: mm 根切り幅は構造体寸法に余幅を加えたものとなり、その余幅については 公共建築数量積算基準 平成29年版 第3編.第1章.第2節.2土の処理の計測・計算 の(2).3) で下記のように記載されています。 余幅は、作業上のゆとり幅に、土質と根切り深さとに応ずる係数を乗じた法幅(根切り基準線における根切りのひろがり)の1/2を加えた幅をいう。 作業上のゆとり幅は、0.5mを標準とする。 ただし、土間、犬走り等の作業上のゆとり幅は、0.1mを標準とする。 法幅の土質と根切り深さに応ずる係数は、適切な統計値によるものとし、指定のない場合の普通土の係数は、 ①根切り深さが1.5m未満の場合は0とし、法を設けない。 ②根切り深さが1.5m以上5.0m未満は0.3を標準とする。 ③根切り深さが5.0m以上は0.6を標準とする。 このページの計算では、作業場のゆとり幅が0.1mとなる土間・犬走り等の場合を除いています。 また、法幅の土質と根切り深さに応ずる係数として適切な統計値がない、普通土の係数①~③により計算しています。 作業上のゆとり幅は、公共建築数量積算基準では0.5mが標準なので入力欄がなくてもよさそうですが、初期値として500mmを設定して、一応変更できるようにしてあります。 あまりないとは思いますが、作業上のゆとり幅が500mm以外の場合は、この数値を変えて計算することもできます。

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