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8章耐震改修工事 7節コンクリートの工事現場内運搬並びに打込み及び締固め 8.7.7養生(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 7節 コンクリートの工事現場内運搬並びに打込み及び締固め

8.7.7 養生

(a) 寒冷期においては,コンクリートを寒気から保護し,打込み後5日間以上 (早強ポルトランドセメントの場合は,3日間以上) は,コンクリート温度を2℃以上に保つ。

(b) コンクリート打込み後,初期凍害を受けるおそれのある場合は,圧縮強度が5N/mm2に達するまで初期養生を行う。

(c) 打込み後のコンクリートは,透水性の小さいせき板による被覆,養生マット又は水密シートによる被覆,散水・噴霧,膜養生剤の塗布等により湿潤養生を行う。
     その期間は,表8.7.2により,セメントの種類が普通エコセメントの場合は特記による。
表 8.7.2 湿潤養生の期間


(d) 硬化初期のコンクリートが,有害な振動や外力による悪影響を受けないようにする。

(e) コンクリートの打込み後,少なくとも1日間は作業をしない。
 やむを得ず作業を行う必要がある場合は,コンクリートに影響を与えないような保護を行う。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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