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1章一般共通事項 7節工事検査及び技術検査(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

1章 一般共通事項
 7節 工事検査及び技術検査

1.7.1 工事検査 

(a) 契約書に規定する工事を完成したときの通知は,次の(1)から(3)までに示す要件のすべてを満たす場合に,監督職員に提出することができる。
 (1) 設計図書に示すすべての工事が完了していること。
 (2) 監督職員の指示を受けた事項がすべて完了していること。
 (3) 設計図書に定められた工事関係図書の整備がすべて完了していること。

(b) 契約書に規定する部分払を請求する場合は,当該請求に係る出来形部分等の算出方法について監督職員の指示を受けるものとし,当該請求部分に係る工事について,(a)の(2)及び(3)の要件を満たすものとする。

(c) 契約書に規定する指定部分に係る工事完成の通知を監督職員に提出する場合は,指定部分に係る工事について,(a)の(1)から(3)までの要件を満たすものとする。

(d) (a)から(c)までの通知又は請求に基づく検査は,発注者から通知された検査日に受ける。

(e) 工事検査に必要な資機材,労務等を提供する。

1.7.2 技術検査 

(a) 技術検査は,次の時期に行う。
 (1) 1.7.1の(a)から(c)までに示す工事検査時
 (2) 工事施工途中における技術検査 (中間技術検査) の実施回数及び実施する段階が特記された場合
  なお,検査日は,受注者等の意見を聞いて,発注者が定める。
 (3) 施工途中における事故等により,発注者が特に必要と認めた場合
  なお,検査日は,発注者が定める。

(b) 技術検査は,通知された検査日に受ける。

(c) 技術検査に必要な資機材,労務等を提供する。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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