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1章一般共通事項 8節完成図等(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

1章 一般共通事項
 8節 完成図等

1.8.1 完成時の提出図書

(a) 工事完成時の提出図書は次により,適用は特記による。
 (1) 完成図
 (2) 保全に関する資料

(b) (a)の図書に目録を添付し,監督職員に提出する。

1.8.2 完成図

(a) 完成図は,工事完成時における建物の状態を表現したものとし,種類及び記入内容は,特記による。
 特記がなければ,表1.8.1のうち監督職員の指示するものとする。
表 1.8.1 完成図の種類及び記入内容

(b) 完成図 (施工図及び施工計画書を除く。) の様式等は,次による。
 (1) 完成図の作成方法及び原図のサイズは,特記による。
  特記がなければ,原図はCADで作成し,トレーシングペーパーに出力するものとする。
  なお,寸法,縮尺等は,設計図書に準ずる。
 (2) 提出は,原図及びその複写図 (2部) とする。
 (3) CADデータの提出は,特記による。

(c) 施工図は,監督職員の承諾を受けたもの及びその原図を提出する。
 ただし,原図が提出できない場合は,原図に代わる図としてよい。

(d) 施工計画書は,監督職員の承諾を受けたものを提出する。

1.8.3 保全に関する資料 

(a) 保全に関する資料は次により,提出部数は特記による。
 特記がなければ,2部とする。
 (1) 建築物等の利用に関する説明書
 (2) 機器取扱い説明書
 (3) 機器性能試験成績書
 (4) 官公署届出書類
 (5) 主要な材料・機器一覧表等

(b) (a)の資料の作成に当たっては,監督職員と記載事項に関する協議を行い,作成後は,監督職員に内容の説明を行う。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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