国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
積算業務向け抜粋
12章 木工事
2節 材料
(2) 含水率
(ⅰ) 木材の含水率は、特記がなければ、表12.2.1により、種別はA種とする。
(b) 製材
(1) 「製材の日本農林規格」による製材は、次により、適用は特記による。
(ⅰ) 下地用針葉樹製材
等級は、特記がなければ2級とする。
(ⅱ) 造作用針葉樹製材
板類における等級は、特記がなければ、枠、額縁、敷居、かもい、かまちの
類の見え掛り面は上小節、それ以外は小節以上とする。
(ⅲ) 広葉樹製材
特記がなければ、等級は1等、含水率は10%以下とする。
(2) 「製材の日本農林規格」以外の製材は、次により、適用は特記による。
(ⅲ) 造作材の品質
造作材の材面の品質の基準は表 12.2.2 により、種別は、特記がなければA種とする。
(3) 樹種
(ⅰ) 樹種は、特記がなければ、表 12.2.3の代用樹種を使用することができる。
(ⅱ) 下地材の継手の添え板は、下地材と同材とする。
(ⅲ) 木れんが、くさび類は、ひのきとし、込み栓等は、かし、けやきの類の広葉樹とする。
(c) 造作用集成材
造作用集成材は、次により、適用は特記による。
なお、ホルムアルデヒド放散量等は、特記がなければ、「F☆☆☆☆」又はホルムアルデヒド放散量表示がない場合は、塗装していないものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤使用」、塗装したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない塗料使用」とする。
(ⅰ) 「集成材の日本農林規格」による造作用集成材は、次により、適用は特記による。
① 造作用集成材
造作用集成材は、特記がなければ、見付け材面の品質は1等とする。
② 化粧ばり造作用集成材
化粧ばり造作用集成材は、特記がなければ、見付け材面の品質は1等とする。
(ⅱ) 「集成材の日本農林規格」以外の造作用集成材
① 造作用集成材
含水率は、特記がなければ15%以下とする。
② 化粧ばり造作用集成材
含水率は、特記がなければ15%以下とする。
③ 化粧ばり構造用集成柱
含水率は、特記がなければ15%以下とする。
(d) 造作用単板積層材
造作用単板積層材は、次により、適用は特記による。
なお、ホルムアルデヒド放散量等は、特記がなければ、「F☆☆☆☆」又はホルムアルデヒド放散量表示がない場合は、塗装していないものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤使用」、塗装したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない塗料使用」とする。
(ⅱ) 「単板積層材の日本農林規格」以外の造作用単板積層材
含水率は、特記がなければ14%以下とする。
(e) 床張り用合板等
合板等は、次により、適用は特記による。
なお、ホルムアルデヒド放散量等は、特記がなければ、「F☆☆☆☆」又はホルムアルデヒド放散量表示がない場合は、塗装していないものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤使用」、塗装したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない塗料使用」、化粧加工したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない材料使用」とする。
(ⅰ) 普通合板は、特記がなければ、厚さ5.5㎜、接着の程度は1類、板面の品質は、広葉樹にあっては2等以上、針葉樹にあってはC-D以上とする。
また、屋内の湿潤状態となる場所に使用する場合は、接着の程度を1類とする。
(ⅱ) 構造用合板は、特記がなければ、厚さ12㎜、接着の程度は1類、等級は2級以上、板面の品質はC-D以上とする。
また、屋内の常時湿潤状態となる場所に使用する場合は、接着の程度を特類とする。
(ⅲ) パーティクルボードは、特記がなければ、厚さ15mm、13Pタイプ又は13Mタイプとする。
(3) 諸金物は、コンクリート埋込み部以外は、表 14.2.2[鉄鋼の亜鉛めっきの種別]のF種程度の亜鉛めっきを施す。
(4) 土台、吊木受その他の取付けに使用するアンカーボルトは、あらかじめコンクリートに打ち込むか又は14.1.3[工法](b)によるあと施工アンカーとする。
(c) 接着剤
接着剤のホルムアルデヒド放散量は、特記がなければ、F☆☆☆☆とする。
(b) 接着剤のホルムアルデヒド放散量は、特記がなければ、F☆☆☆☆とする。
積算業務向け抜粋
12章 木工事
2節 材料
12.2.1 木材
(a) 一般事項(2) 含水率
(ⅰ) 木材の含水率は、特記がなければ、表12.2.1により、種別はA種とする。
(b) 製材
(1) 「製材の日本農林規格」による製材は、次により、適用は特記による。
(ⅰ) 下地用針葉樹製材
等級は、特記がなければ2級とする。
(ⅱ) 造作用針葉樹製材
板類における等級は、特記がなければ、枠、額縁、敷居、かもい、かまちの
類の見え掛り面は上小節、それ以外は小節以上とする。
(ⅲ) 広葉樹製材
特記がなければ、等級は1等、含水率は10%以下とする。
(2) 「製材の日本農林規格」以外の製材は、次により、適用は特記による。
(ⅲ) 造作材の品質
造作材の材面の品質の基準は表 12.2.2 により、種別は、特記がなければA種とする。
(3) 樹種
(ⅰ) 樹種は、特記がなければ、表 12.2.3の代用樹種を使用することができる。
(ⅱ) 下地材の継手の添え板は、下地材と同材とする。
(ⅲ) 木れんが、くさび類は、ひのきとし、込み栓等は、かし、けやきの類の広葉樹とする。
(c) 造作用集成材
造作用集成材は、次により、適用は特記による。
なお、ホルムアルデヒド放散量等は、特記がなければ、「F☆☆☆☆」又はホルムアルデヒド放散量表示がない場合は、塗装していないものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤使用」、塗装したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない塗料使用」とする。
(ⅰ) 「集成材の日本農林規格」による造作用集成材は、次により、適用は特記による。
① 造作用集成材
造作用集成材は、特記がなければ、見付け材面の品質は1等とする。
② 化粧ばり造作用集成材
化粧ばり造作用集成材は、特記がなければ、見付け材面の品質は1等とする。
(ⅱ) 「集成材の日本農林規格」以外の造作用集成材
① 造作用集成材
含水率は、特記がなければ15%以下とする。
② 化粧ばり造作用集成材
含水率は、特記がなければ15%以下とする。
③ 化粧ばり構造用集成柱
含水率は、特記がなければ15%以下とする。
(d) 造作用単板積層材
造作用単板積層材は、次により、適用は特記による。
なお、ホルムアルデヒド放散量等は、特記がなければ、「F☆☆☆☆」又はホルムアルデヒド放散量表示がない場合は、塗装していないものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤使用」、塗装したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない塗料使用」とする。
(ⅱ) 「単板積層材の日本農林規格」以外の造作用単板積層材
含水率は、特記がなければ14%以下とする。
(e) 床張り用合板等
合板等は、次により、適用は特記による。
なお、ホルムアルデヒド放散量等は、特記がなければ、「F☆☆☆☆」又はホルムアルデヒド放散量表示がない場合は、塗装していないものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤使用」、塗装したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない塗料使用」、化粧加工したものにあっては「非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散しない材料使用」とする。
(ⅰ) 普通合板は、特記がなければ、厚さ5.5㎜、接着の程度は1類、板面の品質は、広葉樹にあっては2等以上、針葉樹にあってはC-D以上とする。
また、屋内の湿潤状態となる場所に使用する場合は、接着の程度を1類とする。
(ⅱ) 構造用合板は、特記がなければ、厚さ12㎜、接着の程度は1類、等級は2級以上、板面の品質はC-D以上とする。
また、屋内の常時湿潤状態となる場所に使用する場合は、接着の程度を特類とする。
(ⅲ) パーティクルボードは、特記がなければ、厚さ15mm、13Pタイプ又は13Mタイプとする。
12.2.2 接合具等
(b) 諸金物(3) 諸金物は、コンクリート埋込み部以外は、表 14.2.2[鉄鋼の亜鉛めっきの種別]のF種程度の亜鉛めっきを施す。
(4) 土台、吊木受その他の取付けに使用するアンカーボルトは、あらかじめコンクリートに打ち込むか又は14.1.3[工法](b)によるあと施工アンカーとする。
(c) 接着剤
接着剤のホルムアルデヒド放散量は、特記がなければ、F☆☆☆☆とする。
12.2.3 木れんが
(a) 木れんがは、接着工法又はあと施工アンカーで取り付ける。(b) 接着剤のホルムアルデヒド放散量は、特記がなければ、F☆☆☆☆とする。
国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の中の積算に係わる部分の抜粋です。
(分かりやすくするため、一部文章を簡略化しています)
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
(分かりやすくするため、一部文章を簡略化しています)
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
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