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14章金属工事 1節一般事項(積算業務向け 国交省標準仕様書抜粋)

国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
積算業務向け抜粋
14章 金属工事
 1節 一般事項

14.1.3 工法

(b) あと施工アンカー

 (4) あと施工アンカーの引抜き耐力の確認試験は次により、適用は特記による。
   ただし、軽易な場合は、監督職員の承諾を受けて試験を省略することができる。

  (ⅰ) 引抜き耐力の確認試験は、引張試験機による引張試験とする。

  (ⅱ) 試験箇所数は、同一施工条件のあと施工アンカーを1ロットとし、1ロット当たり3本以上とする。

  (ⅲ) 引張試験は、設計用引張強度に等しい荷重を試験荷重とし、過大な変位を起こさずに耐えられるものを合格とし、すべての試験箇所が合格すれば、そのロットを合格とする。
   なお、設計用引張強度は、特記による。特記がなければ、1.2.2[施工計画書]の品質計画において定めたものとする。

  (ⅳ) (ⅲ)の試験において、1箇所でも不合格のものがあった場合には、さらに、そのロット全数の20%を抜き取り、試験箇所の全数が合格すれば、ロットを合格とし、1箇所でも不合格のものがあった場合には、全数について、(ⅲ)による引張試験を行う。

  (ⅴ) 不合格となったものは、切断等の処置を行い、(1)から(3)までにより、新たに施工し、さらに、(ⅲ)による引張試験を行う。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の中の積算に係わる部分の抜粋です。
(分かりやすくするため、一部文章を簡略化しています)
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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