スキップしてメイン コンテンツに移動

6章コンクリート工事 2節コンクリートの種類及び品質(積算業務向け 国交省標準仕様書抜粋)

国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
積算業務向け抜粋
6章 コンクリート工事
 2節 コンクリートの種類及び品質

6.2.1 コンクリートの種類

(a) コンクリートの気乾単位容積質量による種類は、普通コンクリート及び軽量コンクリートとし、適用は特記による。

(b) コンクリートの使用材料、施工条件、要求性能等による種類は、11 節から 15 節までに示すものとし、その適用箇所及び施工時期は、特記による。

(c) コンクリートの類別は、表6.2.1 により、適用は、特記がなければ、Ⅰ類とする。
表 6.2.1 コンクリートの類別

6.2.2 コンクリートの強度

(a) コンクリートの設計基準強度(Fc)の値は、普通コンクリートでは 36N/mm2 以下、軽量コンクリートでは 27N/mm2 以下とし、特記による。

6.2.3 気乾単位容積質量

(a) 普通コンクリートの気乾単位容積質量は、2.1t/m3を超え 2.5t/m3 以下を標準とする。

6.2.4 ワーカビリティー及びスランプ

(b) 使用するコンクリートの荷卸し地点におけるスランプは、特記がなければ、表6.2.2による。
表 6.2.2 スランプの値

6.2.5 構造体コンクリートの仕上り

(b) コンクリート表面の仕上り状態

 (1)コンクリートの打放し仕上げ

  (ⅰ) 合板せき板を用いるコンクリートの打放し仕上げは、表6.2.4により、種別は特記による。
表 6.2.4 打放し仕上げの種別

 (2) コンクリートの仕上りの平たんさは,表6.2.5 による。
表 6.2.5 コンクリートの仕上りの平たんさの標準値


国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の中の積算に係わる部分の抜粋です。
(分かりやすくするため、一部文章を簡略化しています)
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

コメント

共有する


関連コンテンツ