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8章耐震改修工事 15節溶接接合 8.15.11溶接部の試験(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 15節 溶接接合

8.15.11 溶接部の試験 

(a) 割れの疑いのある表面欠陥には,JIS Z 2343-1 (非破壊試験-浸透探傷試験-第1部:一般通則:浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類) 又はJIS Z 2320-1 (非破壊試験-磁粉探傷試験-第1部:一般通則) による試験を行う。

(b) 完全溶込み溶接部の超音波探傷試験は次により,適用は特記による。
 (1) 試験の規準は,(一社)日本建築学会「鋼構造建築溶接部の超音波探傷検査規準」による。
 (2) 試験箇所数の数え方は,JASS 6 表5.1[溶接箇所数の数え方]に準ずる。
 (3) 工場溶接及び工事現場溶接共,全数試験とする。
 (4) 超音波探傷試験を行う機関及び技能資格者は,次による。
  (ⅰ) 超音波探傷試験を行う機関は,当該工事の鉄骨製作工場に所属しないもので,かつ,当該工事の品質管理の試験を行っていないものとする。
  (ⅱ) 試験機関は,建築溶接部の超音波探傷試験等に関して,当該工事に相応した技術と実績を有するものとし,試験機関の組織体制,所有探傷機器,技能資格者,試験の実績等により,監督職員の承諾を受ける。
  (ⅲ) 超音波探傷試験における技能資格者は,JIS Z 2305(非破壊試験技術者の資格及び認証)による技能を有する者とする。

(c) (a)及び(b)の試験結果の記録を監督職員に提出し,不合格箇所がある場合は,8.15.12 による補修を行う。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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