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8章耐震改修工事 8節コンクリートの試験 8.8.5構造体コンクリート強度の推定試験(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 8節 コンクリートの試験

8.8.5 構造体コンクリート強度の推定試験 

(a) 構造体コンクリート強度の推定試験の判定は,次の(1),(2),(3)のいずれかを満足すれば合格とする。
 (1) 現場水中養生供試体の材齢 28日の圧縮強度試験結果が,次を満足すること。
  (ⅰ) 材齢 28 日までの平均気温が 20℃以上の場合は,1回の試験結果が,調合管理強度以上であること。
  (ⅱ) 材齢 28 日までの平均気温が 20℃未満の場合は,1回の試験結果が,設計基準強度に3N/mm2 を加えた値以上であること。
 (2) 現場封かん養生供試体の材齢 28 日を超え 91 日以内の圧縮強度試験の 1 回の試験結果が,設計基準強度に3N/mm2を加えた値以上であれば合格とする。
  ただし,セメントの種類が普通ポルトランドセメント以外の場合は,上記に加え,現場封かん養生供試体の材齢 28 日の圧縮強度試験の1回の試験結果が,設計基準強度に0.7 を乗じた値以上であることを確認すること。
 (3) 標準養生供試体の材齢 28日の圧縮強度試験の1回の試験結果が,調合管理強度以上であれば合格とする。

(b) 不合格となった場合は,監督職員の承諾を受け,JIS A 1107 (コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法) 又はその他の適切な試験方法により構造体の強度を確認し,必要な処置について,監督職員の指示を受ける。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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