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8章耐震改修工事 3節鉄筋の加工及び組立 8.3.5鉄筋のかぶり厚さ及び間隔(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 3節 鉄筋の加工及び組立

8.3.5 鉄筋のかぶり厚さ及び間隔

(a) 鉄筋及び溶接金網の最小かぶり厚さは,表8.3.6 による。
 ただし,柱及び梁の主筋にD29以上を使用する場合は,主筋のかぶり厚さを,径の 1.5 倍以上確保するように最小かぶり厚さを定める。
表 8.3.6 鉄筋及び溶接金網の最小かぶり厚さ


(b) 柱,梁等の鉄筋の加工に用いるかぶり厚さは,最小かぶり厚さに10mmを加えた数値を標準とする。

(c) 鉄筋組立後のかぶり厚さは,最小かぶり厚さ以上とする。

(d) 鉄筋相互のあきは図8.3.5により,次の値のうち最大のもの以上とする。
 ただし,機械式継手及び溶接継手の場合のあきは,特記による。
 (1) 粗骨材の最大寸法の1.25倍
 (2) 25mm
 (3) 隣り合う鉄筋の平均径(8.3.1(b)によるd)の 1.5倍
図 8.3.5鉄筋相互のあき


(e) 鉄骨鉄筋コンクリート造の場合,主筋と平行する鉄骨とのあきは,(d)による。

(f) 貫通孔に接する鉄筋のかぶり厚さは,(c)による。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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