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9章環境配慮改修工事 7節透水性アスファルト舗装改修工事 9.7.4路盤(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

9章 環境配慮改修工事
 7節 透水性アスファルト舗装改修工事

9.7.4 路盤

(a) 路盤の厚さ及び仕上り

(1) 路盤の厚さは,特記による。
(2) 締固め度は,測定した現場密度が最大乾燥密度の93%以上とする。
(3) 路盤の仕上り面の測定値の平均と設計高さとの許容差は,-8mm以内とする。
(4) 路盤の厚さは,設計厚さを下回らないこととする。

(b) 材料

(1) 路盤材料は表 9.7.4により,種別,品質等は特記による。
表 9.7.4 路盤材料の種別,品質等

(2) 路盤に使用する材料は,有害な量の粘土塊,有機物,ごみ等を含まないものとする。
(3) 路盤材料は,最適な含水比になるよう調整する。

(c) 施工 

(1) 路盤材料は,一層の敷均し厚さを,締固め後の仕上り厚さが200mm を超えないように敷き均し,適切な含水状態で締め固める。
(2) 路盤の締固めは,所定の締固めが得られる締固め機械で転圧し,平たんに仕上げる。

(d) 試験 

(1) 路盤の最大乾燥密度は,JIS A 1210 (突固めによる土の締固め試験方法) で求め,監督職員の承諾を受ける。 

(2) 路盤の締固め完了後,次により,路盤の厚さ及び締固め度の試験を行う。
 (ⅰ) 路盤の厚さは,500㎡ごと及びその端数につき1箇所測定する。
 (ⅱ) 路盤の締固め度試験は,次により,原則として,試験を行う。
  ① JIS A 1214 (砂置換法による土の密度試験方法) により現場密度を測定する。
  ② 現場密度の測定箇所数は,1,000㎡以下は3箇所とし,1,000 ㎡を超える場合は,更に,1,000㎡ごと及びその端数につき1箇所増すものとする。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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