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8章耐震改修工事 7節コンクリートの工事現場内運搬並びに打込み及び締固め 8.7.4打込み(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 7節 コンクリートの工事現場内運搬並びに打込み及び締固め

8.7.4 打込み 

(a) コンクリートの品質に悪影響を及ぼすおそれのある降雨・降雪が予想される場合及び打込み中のコンクリート温度が2℃を下回るおそれのある場合は,適切な養生を行う。
 なお,適切な養生を行うことができない場合は,打込みを行わない。

(b) 打込みに先立ち,打込み場所を清掃して雑物を取り除き,散水してせき板及び打継ぎ面を湿潤にする。

(c) コンクリートは,その占める位置にできるだけ近づけて打ち込む。

(d) 1回に打ち込むように計画した区画内では,コンクリートが一体となるように連続して打ち込む。

(e) 打込み速度は,コンクリートのワーカビリティー,打込み場所の施工条件等に応じ,良好な締固めができる範囲とする。

(f) コンクリートの自由落下高さ及び水平流動距離は,コンクリートが分離しない範囲とする。

(g) 打込みに際しては,鉄筋,型枠,スペーサー及びバーサポートを移動させないように注意する。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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