国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
8章 耐震改修工事
(b) この節に規定する事項以外は,1節から2節まで及び5節から8節までによる。
(b) 長時間炎熱にさらされた骨材は,そのまま使用しない。
また,粗骨材は,散水等して使用する。
(c) 水は,なるべく低温のものを使用する。
(d) コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間が長い場合は,必要に応じて,JIS A 6204 (コンクリート用化学混和剤) によるAE減水剤遅延形Ⅰ種又は高性能AE減水剤遅延形Ⅰ種を使用する。
(e) 構造体強度補正値 (S) は,特記による。特記がなければ,6N/mm2 とする。
(b) 打込み前のせき板及び打継ぎ面への散水は,特に入念に行う。
(c) 輸送管は,直射日光にさらされないように,ぬれたシート等で覆いコンクリート温度の上昇を防ぐ。
(d) コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は,90分以内とする。
(e) 熱せられたコンクリート,地業等の上に,直接コンクリートを打ち込まない。
(f) 1回の打込み量,打込み区画及び打込み順序を適切に定め,コールドジョイントの発生を防止する。
(1) 特に水分の急激な発散及び日射による温度上昇を防ぐよう,コンクリート表面への散水により常に湿潤に保つ。
(2) 湿潤養生の開始時期は,コンクリート上面ではブリーディング水が消失した時点,せき板に接する面では脱型直後とする。
(3) 湿潤養生終了後は,コンクリートが急激に乾燥しないような措置を講ずる。
8章 耐震改修工事
10節 暑中コンクリート
8.10.1 適用範囲
(a) この節は,日平均気温の平年値が 25℃を超える期間にコンクリートを打ち込む場合に適用する。(b) この節に規定する事項以外は,1節から2節まで及び5節から8節までによる。
8.10.2 材料及び調合
(a) 高温のセメントは,使用しない。(b) 長時間炎熱にさらされた骨材は,そのまま使用しない。
また,粗骨材は,散水等して使用する。
(c) 水は,なるべく低温のものを使用する。
(d) コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間が長い場合は,必要に応じて,JIS A 6204 (コンクリート用化学混和剤) によるAE減水剤遅延形Ⅰ種又は高性能AE減水剤遅延形Ⅰ種を使用する。
(e) 構造体強度補正値 (S) は,特記による。特記がなければ,6N/mm2 とする。
8.10.3 製造及び打込み
(a) 荷卸し時のコンクリート温度は,原則として,35℃以下とする。(b) 打込み前のせき板及び打継ぎ面への散水は,特に入念に行う。
(c) 輸送管は,直射日光にさらされないように,ぬれたシート等で覆いコンクリート温度の上昇を防ぐ。
(d) コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は,90分以内とする。
(e) 熱せられたコンクリート,地業等の上に,直接コンクリートを打ち込まない。
(f) 1回の打込み量,打込み区画及び打込み順序を適切に定め,コールドジョイントの発生を防止する。
8.10.4 養生
コンクリート打込み後の養生は,8.7.7(c)以外は,次による。(1) 特に水分の急激な発散及び日射による温度上昇を防ぐよう,コンクリート表面への散水により常に湿潤に保つ。
(2) 湿潤養生の開始時期は,コンクリート上面ではブリーディング水が消失した時点,せき板に接する面では脱型直後とする。
(3) 湿潤養生終了後は,コンクリートが急激に乾燥しないような措置を講ずる。
国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
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