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8章耐震改修工事 16節スタッド溶接 8.16.5スタッド溶接後の試験(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 16節 スタッド溶接

8.16.5 スタッド溶接後の試験 

(a) スタッド溶接完了後,次により試験を行う。
 (1) 外観試験
  (ⅰ) 母材及び材軸部のアンダーカットの有無を,全数について確認する。
  (ⅱ) カラーを全数について確認し,8.16.3(b)を満足しないスタッドは,(2)(ⅱ)に準じて打撃曲げ試験を行う。
  (ⅲ) 仕上り高さ及び傾きの試験は,次による。
   ① 試験は抜取りとし,スタッドの種類及びスタッド溶接される部材が異なるごとに,かつ,100 本ごと及びその端数について試験ロットを構成し,1ロットにつき1本以上抜き取る。
   ② 仕上り高さ及び傾きは,測定器具を用いて計測する。
   ③ 試験したスタッドが合格の場合,そのロットを合格とする。
   ④ 試験したスタッドが不合格の場合は,同一ロットから更に2本のスタッドを試験し,2本とも合格した場合は,そのロットを合格とする。
    それ以外の場合は,ロット全数について試験する。

 (2) 打撃曲げ試験
  (ⅰ) 抜取りは,(1)(ⅲ)①による。
  (ⅱ) 打撃により角度 15°まで曲げたのち,溶接部に割れその他の欠陥が生じない場合は,そのロットを合格とする。
  (ⅲ) 試験したスタッドが不合格の場合は,(1)(ⅲ)④による。

(b) (a)の試験結果の記録を監督職員に提出し,不合格となったスタッドは,8.16.6 による補修を行う。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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