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8章耐震改修工事 16節スタッド溶接 8.16.4スタッド溶接施工(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

8章 耐震改修工事
 16節 スタッド溶接

8.16.4 スタッド溶接施工 

(a) スタッド溶接は,アークスタッド溶接の直接溶接とし,原則として下向き姿勢とする。

(b) スタッド溶接用電源は,原則として,専用電源とする。

(c) 施工に先立ち溶接条件を適切に設定する。溶接条件の設定は,次の(1)から(3)までの場合に2本以上の試験スタッド溶接を行い定める。
 (1) 午前,午後の作業開始前
 (2) 溶接装置の移動又は交換時
 (3) スタッドの径が異なるごと

(d) 磁気吹きの影響を受けるおそれがある場合は,その防止に必要な措置を講ずる。

(e) 溶接面に,水分,著しい錆,塗料,亜鉛めっき等溶接作業及び溶接結果に障害となるものがある場合は,スタッド軸径の2倍以上をグラインダー等により丁寧に除去し,清掃を行う。

(f) デッキプレートを貫通させてスタッド溶接を行う場合は,事前に引張試験,曲げ試験,マクロ試験等を行って溶接部の健全性が確保できる施工条件を定める。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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