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3章防水改修工事 7節シーリング 3.7.8シーリング材の試験(改修標準仕様書(建築)H28)

国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版

3章 防水改修工事
 7節 シーリング

3.7.8 シーリング材の試験

(a) 外部に面する金属,コンクリート,建具等に用いる場合は,シーリング材の施工に先立ち,接着性試験を行う。
 ただし,同じ材料の組合せで実施した試験成績書がある場合は,監督職員の承諾を受けて,試験を省略することができる。

(b)接着性試験は次により,適用は特記による。
 特記がなければ,簡易接着性試験とする。
 (1) 簡易接着性試験
  (ⅰ) 被着体は,実際の部材又は化粧見本とする。
  (ⅱ) 図3.7.1により,セロハンテープを張り,プライマーを塗布する。
  (ⅲ) 角形バックアップ材を取り付け,セロハンテープ面とプライマー塗布面にシーリング材をシールし,シーリング材が弾性を発現するまで硬化させる。
  (ⅳ) 硬化後,図3.7.1のように,シーリング材を180°回転させ,手で引っ張る。
  (ⅴ) シーリング材が凝集破壊した場合に,接着性を合格とする。
図 3.7.1 簡易接着性試験

(2) 引張接着性試験
JIS A 1439 (建築用シーリング材の試験方法) による引張接着性試験とし,被着体は,使用する材料と同様に製作されたものとする。

国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。

元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
 官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省

なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。

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