国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
4章 外壁改修工事
6節 塗り仕上げ外壁等の改修
(1) コンクリート
(ⅰ) 目違いは,サンダー掛け等により取り除く。
(ⅱ) 下地面の清掃を行う。
(ⅲ) 下地調整塗材C-2を,1~2mm程度全面に塗り付けて,平滑にする。
ただし,スラブ下等の見上げ面及び厚付け仕上塗材仕上げ等の場合は,省略する。
(ⅳ) 下地の不陸調整厚さが1mm 以下の場合は,(3)の下地調整塗材C-2に代えて,下地調整塗材C-1を平滑に塗付けることができる。
(ⅴ) 下地の不陸調整厚さが3mmを超えて 10mm以下の場合は,(3)の下地調整塗材C-2に代えて,下地調整塗材CM-2を平滑に塗り付ける。
(2) モルタル,プラスター及びPCパネル
(ⅰ) 下地面の清掃を行う。
(ⅱ) 合成樹指エマルションシーラーを全面に塗り付ける。
ただし,仕上塗材の下塗材で代用する場合は,省略することができる。
(3) ALCパネル
(ⅰ) 下地面の清掃を行う。
(ⅱ) 合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗り付ける。
ただし,下地調整塗材Eで代用する場合は,省略することができる。
(ⅲ) 屋外は,仕上塗材製造所の仕様により下地調整塗材C-1又は下地調整塗材Eを全面に塗り付けて,平滑にする。
ただし,外装薄塗材S及び防水形複層塗材RS仕上げの場合は,下地調整塗材C-2を全面に塗り付けて,平滑にする。
(4) 押出成形セメント板
(ⅰ) 下地面の清掃を行う。
(ⅱ) 日本建築学会材料規格 JASS 18 M-201による塗料に塗り付ける。
なお,仕上塗材製造所の仕様により,下塗材を JASS 18 M-201 による塗料の代用とすることができる。
4章 外壁改修工事
6節 塗り仕上げ外壁等の改修
4.6.4 既存コンクリート打放し仕上げ外壁,既存モルタル塗り仕上げ外壁等の下地調整
既存のコンクリート打放し仕上げ外壁,モルタル塗り仕上げ外壁等に仕上塗材塗りを行う場合の下地調整は,次による。(1) コンクリート
(ⅰ) 目違いは,サンダー掛け等により取り除く。
(ⅱ) 下地面の清掃を行う。
(ⅲ) 下地調整塗材C-2を,1~2mm程度全面に塗り付けて,平滑にする。
ただし,スラブ下等の見上げ面及び厚付け仕上塗材仕上げ等の場合は,省略する。
(ⅳ) 下地の不陸調整厚さが1mm 以下の場合は,(3)の下地調整塗材C-2に代えて,下地調整塗材C-1を平滑に塗付けることができる。
(ⅴ) 下地の不陸調整厚さが3mmを超えて 10mm以下の場合は,(3)の下地調整塗材C-2に代えて,下地調整塗材CM-2を平滑に塗り付ける。
(2) モルタル,プラスター及びPCパネル
(ⅰ) 下地面の清掃を行う。
(ⅱ) 合成樹指エマルションシーラーを全面に塗り付ける。
ただし,仕上塗材の下塗材で代用する場合は,省略することができる。
(3) ALCパネル
(ⅰ) 下地面の清掃を行う。
(ⅱ) 合成樹脂エマルションシーラーを全面に塗り付ける。
ただし,下地調整塗材Eで代用する場合は,省略することができる。
(ⅲ) 屋外は,仕上塗材製造所の仕様により下地調整塗材C-1又は下地調整塗材Eを全面に塗り付けて,平滑にする。
ただし,外装薄塗材S及び防水形複層塗材RS仕上げの場合は,下地調整塗材C-2を全面に塗り付けて,平滑にする。
(4) 押出成形セメント板
(ⅰ) 下地面の清掃を行う。
(ⅱ) 日本建築学会材料規格 JASS 18 M-201による塗料に塗り付ける。
なお,仕上塗材製造所の仕様により,下塗材を JASS 18 M-201 による塗料の代用とすることができる。
国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
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