国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
3章 防水改修工事
8節 とい
(b) 鋼管製といの工法は,次による。
(1) 継手は,排水管継手とする。
ただし,やむを得ない場合は,径が80mmを超える管については,溶接継手とすることができる。
なお,溶接は8章15節[溶接接合]に準じて行う。
また,管の接続後のねじ切り部及び溶接の箇所には,表 7.3.2[亜鉛めっき鋼面錆止め塗料の種別]のB種の錆止め塗料を塗り付ける。
(2) 防火区画を貫通する場合は,とい周囲の隙間にモルタル又はロックウール保温材を充填する。
(3) 防火区画以外の貫通部で,遮音性,気密性等に支障のある貫通部は,とい周囲の隙間にモルタルを充填する。
(4) 下がり止めは,厚さ6mm程度の金物2個を上下端及び中間1本おきの受金物ごとに,屋内で各階にスラブがある場合は,スラブごとに取り付ける。
(c) 鋼管製といの防露巻工法
鋼管製といの防露巻きは,特記による。
特記がなければ,表3.8.5により,施工箇所に応じて行う。
(d) といの床貫通部が屋内の見え掛かりとなる場合は,ステンレス鋼板厚さ0.2mm の幅木を設け,天井取合い部には回り縁を設ける。
(e) とい受け金物の工法
(1) たてどい受金物の形式は,原則として輪鉄を丁番造りとし,足鉄に輪鉄を小ボルト2本締めとする。
(2) たてどい受金物の取付けは,特記による。
(3) スレート波板には,原則として軒どい受金物を直接取り付けない。
(f) 硬質ポリ塩化ビニル管製といの工法
(1) 継手は,冷間接合とし,接着剤を用いて固定する。
(2) 下がり止めは,製造所の仕様により固定する。
(g) 硬質塩化ビニル雨どいの取付け工法は,製造所の仕様による。
(h) ルーフドレンの工法
ルーフドレンの取付けは,特記による。
特記がなければ,水はけよく,床面より下げ,周囲の隙間にモルタルを充填する。
なお,モルタルの調合は,容積比でセメント1:砂3とする。
3章 防水改修工事
8節 とい
3.8.3 工法
(a) 既存のといその他の撤去及び降雨等に対する養生方法は,特記による。(b) 鋼管製といの工法は,次による。
(1) 継手は,排水管継手とする。
ただし,やむを得ない場合は,径が80mmを超える管については,溶接継手とすることができる。
なお,溶接は8章15節[溶接接合]に準じて行う。
また,管の接続後のねじ切り部及び溶接の箇所には,表 7.3.2[亜鉛めっき鋼面錆止め塗料の種別]のB種の錆止め塗料を塗り付ける。
(2) 防火区画を貫通する場合は,とい周囲の隙間にモルタル又はロックウール保温材を充填する。
(3) 防火区画以外の貫通部で,遮音性,気密性等に支障のある貫通部は,とい周囲の隙間にモルタルを充填する。
(4) 下がり止めは,厚さ6mm程度の金物2個を上下端及び中間1本おきの受金物ごとに,屋内で各階にスラブがある場合は,スラブごとに取り付ける。
(c) 鋼管製といの防露巻工法
鋼管製といの防露巻きは,特記による。
特記がなければ,表3.8.5により,施工箇所に応じて行う。
(d) といの床貫通部が屋内の見え掛かりとなる場合は,ステンレス鋼板厚さ0.2mm の幅木を設け,天井取合い部には回り縁を設ける。
(e) とい受け金物の工法
(1) たてどい受金物の形式は,原則として輪鉄を丁番造りとし,足鉄に輪鉄を小ボルト2本締めとする。
(2) たてどい受金物の取付けは,特記による。
(3) スレート波板には,原則として軒どい受金物を直接取り付けない。
(f) 硬質ポリ塩化ビニル管製といの工法
(1) 継手は,冷間接合とし,接着剤を用いて固定する。
(2) 下がり止めは,製造所の仕様により固定する。
(g) 硬質塩化ビニル雨どいの取付け工法は,製造所の仕様による。
(h) ルーフドレンの工法
ルーフドレンの取付けは,特記による。
特記がなければ,水はけよく,床面より下げ,周囲の隙間にモルタルを充填する。
なお,モルタルの調合は,容積比でセメント1:砂3とする。
国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
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