国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
4章 外壁改修工事
3節 コンクリート打放し仕上げ外壁の改修
(1) 欠損部のぜい弱部分をハンマー等で取り除き,プライマーを被着面にはけを用いて塗布する。
(2) エポキシ樹脂モルタルは,製造所の仕様により,均一になるまで混練りする。
(3) プライマーの粘着性のあるうちに,エポキシ樹脂モルタルを充填し,表面を金ごてで加圧しながら平滑に仕上げる。
(4) 仕上げ後,夏期では15時間以上,冬期では24 時間以上養生を行う。
(5) 補修部以外に付着した材料は,適切な方法で除去し清掃する。
(2) ポリマーセメントモルタルは,製造所の仕様により,調合し混練りする。
(3) はがれの状況により,1~3層に分けてポリマーセメントモルタルを充填又は塗り付ける。
各層の塗り厚は7mm程度とし,表面を金ごてで加圧しながら平滑に仕上げる。
(4) 各層共,急激な乾燥を避け,適切な養生を行う。
(5) 補修部以外に付着した材料は,適切な方法で除去し清掃する。
(6) ポリマーセメントモルタルが硬化するまでは汚損等ないようにするとともに降雨等からも養生する。
4章 外壁改修工事
3節 コンクリート打放し仕上げ外壁の改修
4.3.7 充填工法
(a) エポキシ樹脂モルタルを充填する場合(1) 欠損部のぜい弱部分をハンマー等で取り除き,プライマーを被着面にはけを用いて塗布する。
(2) エポキシ樹脂モルタルは,製造所の仕様により,均一になるまで混練りする。
(3) プライマーの粘着性のあるうちに,エポキシ樹脂モルタルを充填し,表面を金ごてで加圧しながら平滑に仕上げる。
(4) 仕上げ後,夏期では15時間以上,冬期では24 時間以上養生を行う。
(5) 補修部以外に付着した材料は,適切な方法で除去し清掃する。
(b) ポリマーセメントモルタルを充填又は塗り付ける場合
(1) 欠損部のぜい弱部分をハンマー等で取り除き,プライマーを被着面にはけを用いて塗布する。(2) ポリマーセメントモルタルは,製造所の仕様により,調合し混練りする。
(3) はがれの状況により,1~3層に分けてポリマーセメントモルタルを充填又は塗り付ける。
各層の塗り厚は7mm程度とし,表面を金ごてで加圧しながら平滑に仕上げる。
(4) 各層共,急激な乾燥を避け,適切な養生を行う。
(5) 補修部以外に付着した材料は,適切な方法で除去し清掃する。
(6) ポリマーセメントモルタルが硬化するまでは汚損等ないようにするとともに降雨等からも養生する。
(c) 確認
充填材の仕上り状態及び硬化状態を,目視及び指触により確認し,その結果を監督職員に提出する。
国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
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