国土交通省 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版
6章 内装改修工事
(1) 壁面の大半を撤去する大規模な取壊しは,油圧クラッシャ等を使用し,他の構造体及び仕上げにできるだけ損傷を与えないよう行う。
(2) 開口部等小規模な取壊しは,所定の位置に両面からダイヤモンドカッター等で切り込み,他の構造体及び仕上げに損傷を与えないよう行う。
(3) ブロック間仕切壁等の撤去は,他の構造体及び仕上げに損傷を与えないよう行う。
(4) 壁内の鉄筋は,撤去面より深い位置で切断する。
(5) 間仕切壁撤去に伴う他の構造体の補修は,特記による。
特記がなければ 4.4.9[モルタル塗替え工法]により,モルタル塗りとする。
(b) 木製及び軽量鉄骨間仕切壁等の撤去は,その壁の取り合う改修範囲外の天井,壁及び床部に損傷を与えないよう養生を行い,撤去する。
(c) 壁下地材,下地張りボード等を残し,仕上材を撤去する場合は,下地材,設備器具等に損傷を与えないよう行う。
また,必要に応じて集じん装置付き機器を使用する。
(d) モルタル,タイル,布地,壁紙等を撤去する場合で,既存部との取合い部は,カッター等により切断し,既存部に損傷を与えないよう行う。
6章 内装改修工事
3節 既存壁の撤去及び下地補修
6.3.1 適用範囲
この節は,既存間仕切壁を改修する場合に適用する。6.3.2 工法
(a) コンクリート間仕切壁等の撤去は,次による。(1) 壁面の大半を撤去する大規模な取壊しは,油圧クラッシャ等を使用し,他の構造体及び仕上げにできるだけ損傷を与えないよう行う。
(2) 開口部等小規模な取壊しは,所定の位置に両面からダイヤモンドカッター等で切り込み,他の構造体及び仕上げに損傷を与えないよう行う。
(3) ブロック間仕切壁等の撤去は,他の構造体及び仕上げに損傷を与えないよう行う。
(4) 壁内の鉄筋は,撤去面より深い位置で切断する。
(5) 間仕切壁撤去に伴う他の構造体の補修は,特記による。
特記がなければ 4.4.9[モルタル塗替え工法]により,モルタル塗りとする。
(b) 木製及び軽量鉄骨間仕切壁等の撤去は,その壁の取り合う改修範囲外の天井,壁及び床部に損傷を与えないよう養生を行い,撤去する。
(c) 壁下地材,下地張りボード等を残し,仕上材を撤去する場合は,下地材,設備器具等に損傷を与えないよう行う。
また,必要に応じて集じん装置付き機器を使用する。
(d) モルタル,タイル,布地,壁紙等を撤去する場合で,既存部との取合い部は,カッター等により切断し,既存部に損傷を与えないよう行う。
国土交通省大臣官房官庁営繕部 公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版(H28.6 一部改定)の複製です。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
元の標準仕様書は、↓ こちらからダウンロードできます。
官庁営繕:公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成28年版 - 国土交通省
なお、元となる標準仕様書の改定周期は3年となっています。
次は平成31年版(または新元号元年版)になると思いますが、最新版が発行されたら、そちらを参照してください。
コメント
コメントを投稿